結論から言うと、失敗したかな、という感想です。
そういうこともあって、2年経たないくらいでお払い箱になりました。使わなくなったこの布団は捨てることにしました。
目次
雲のやすらぎ使用の歴史
なぜ購入したのか
当時、8年ほど使い古したうすっぺらい布団を使っていました。そういうこともあってか、だんだん腰が痛くなってくるようになり、どうにかならないか、ということを検討していました。
そこで、着目したのが寝具でした。色々インターネットで調べるうちに、「雲のやすらぎ」にたどり着き、良さそうだ、ということで購入に至りました。
雲のやすらぎ到着時の思い出
想像以上に大きかったです。買ったものがセミダブルサイズ、ということもあったかもしれませんが、とにかく分厚く、運んだり等の扱いが大変でした。
しかし、一度横になってみたときの絶妙なふんわり感、そうでありながらやわらかすぎない感覚に感動した覚えがあります。
それと共に「こんなものか、まあ、高かったからきっと効果はあるだろう」と楽観的に思っていました。
確かに腰痛は減った
謳い文句であった、ということもあって、確かに腰痛は軽減されました。これはなかなかいい買い物をしたな、と喜んでいました。
そんなものもつかの間、数日使用後に……
一部ぺちゃんこになってしまいました。丁度お尻のでっぱっている部分に相当する箇所です。ちなみに私はそんなに体重があるわけでもなく、標準よりやや痩せている、程度です。
こんなはずはない!?と思い、色々調べていくうちにわかった点がありました。
- 同じような症状が出た人がいるようだ
- 雲のやすらぎの扱い方に定期的(約2週間ごと)に上下ひっくり返してくださいとある
これを見て「ああ、そういうことなのか」と思いました。どうやらへたりやすいもののようでした。
定期的にひっくり返すようにするが重労働
ひっくり返せば、過重がかかる点がずれるので、へたり具合が分散されるだろう、とそんな感じだと思います。とにかく他にやりようが無かったので、定期的にひっくり返すようにしていました。
しかし、これが重労働。セミダブルという大きなサイズで、かつ分厚いこの雲のやすらぎ。重さも並大抵のものではありません。かなりしんどいです。
段々と面倒になる
それなりの期間がんばってはみましたが、重労働であることもあって、徐々にやらなくなっていきました。
深くなるへこみ
そうなると荷重がかかる部分が集中してしまうので、へこむ部分が段々と深くなっていきます。とはいえ厚い布団、さすがに薄くて痛い等はありませんでした。
しかし、斜面が出るので、少しずれた位置で寝たりすると腰が痛くなるという事態が発生しました。
へこみ部分を均すために、あえて外れた点で寝て、腰が痛くなり、外れないしっくるくる点ではへこみが深く、寝返りはうてない。
……なんで、寝るのにこんなに神経質にならなければならないのか。
そんな風に感じるようになってから買い替えを検討し、使い古した雲のやすらぎは捨てることにしました。
さいごに
高いもの=良いもの、とは限らないというのを体感させられた経験でした。あの値段で2年もたなかったのはちょっとショックでした。
もしかしたら使い方の問題で、ちゃんと使えばいい布団なのかもしれませんが、自分には合わなかったようです。
高いもの、というか健康や体調に関連するものを買うときは、色んな情報を鵜呑みにせず、自分で見て試して、合う合わないを確認して買うものだな、と学びました。こういう寝具もそうかもしれませんし、メガネとかもそうですよね。メガネは合わないものをかけていると頭痛等で本当に辛いです。
凄い機能が付いている!!と思って高い機器を買ったけど結局使わなくなった、くらいならお金はもったいないですが、自分に危害を加えない分まだましかと思います。……歳ですかね^^;