退職を考える方は多いとおもいます。ましてやこの記事を見ている方はそういう傾向が強いでしょう。
実際、退職を考えたとして「そもそもどうやってやめるんだ?」というところから「辞めたら何をしなければいけないの?」と色々わからないことは多いです。
そんなときに指針になるのが、この本です。
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土屋 信彦 アニモ出版 2011-11-15
この本には、退職するに値する動機があるかどうかから、各種退職形態(会社都合、自己都合、出産退職など)時の対応について書かれています。
また、それ以外にも辞める際に「得」になる辞め方がある、というのを私はこの本を読んで知りました。手続きが1日ずれるだけで金銭的に大きな違いが出るようです。
また、退職時だけでなくその後の手続きについてもしっかり書かれています。医療保険、年金、税金、再就職、起業……考えなければならないことは多いですが、それらについて言及してくれています。
会社を辞める辞めないにしろ知っていて得なのは間違いありません。
不穏なことを書きますが、会社がいつ突然倒産するかもわからないわけですからね。
さいごに
私は比較的、退職意識が強いですが、現状それに至っておりません。この本を読んで色々と考えさせられる点は多かったです。
とはいえ、辞めるにしろ辞めないにしろ知識として知っておくのは本当に有意義だと感じました。普段会社員をやっていると考えなくていい、税金や各種手続きもしっておくと世の中のしくみに触れられるのでとても勉強になります。