遠方に住んでて来なくていいと言われた祖父母のお葬式行くべきか、私の体験と想いを書きます


少しセンシティブな話題になりますが、同じ想いで悩んでいる人もいるだろうと思い、私の体験をまとめたいと思います。

ことの概要

タイトルにもありますが、私は現在住んでいる場所が実家からはだいぶ遠く、容易に帰る(距離と時間的に)のは困難な状況にあります。

そんな中、ある日両親から祖母が亡くなったことが電話で伝えられました。両親曰く「すぐに葬式するし、お前は住んでいる場所も遠く仕事もあるだろうから帰ってこなくていいよ」といわれました。

このときは、「わかった……」と返事をしました。

しかし、よくわからないもやもやした気持ちはありました。

帰省するかどうかの葛藤

一度は帰らないことで同意した私ですが、もやもやが凄く、とても葛藤していました。

本当に帰らなくていいのか?祖母と会える最後だぞ?いや、でも帰るにしても飛行機今からあるの?

などなど。

一度それぞれの想いをまとめます。

帰りたいという想い

私と祖母の関係ですが、ごく一般的な関係だと思います。

核家族で別居しており、幼い頃は年に1度くらいに家族で帰省して会っていた、という関係です。私が高校生くらいになったあたりから帰省する頻度も落ちて次第に会う機会も減っていました。

とはいえ、幼い頃にとても可愛がってくれていたことは記憶としてありますし、とても良くしてもらっていました。

そんな祖母とちゃんとお別れしたい、という想いがありました。

帰らない理由

この悩んでいたとき、自分に言い訳するために色々浮かびました。

  • 親が来なくていいと言っていた
  • 距離が遠く、時間と費用がかかる
  • そもそもお葬式に間に合うのか
  • 飛行機の予約が土壇場で取れるのか
  • 喪服を持っていない
  • 仕事を休まないといけない

などなど。

正直列挙してみると、どうでもいい言い訳ばかりですね。。

帰らない理由の潰しこみ

改めてひどい言い訳だなと思い、一つずつ対応策を整理してみました。

親が来なくていいと言った

→来るなではない。行ったところで迷惑をかけるわけではない。

距離が遠く、時間と費用がかかる

→行けない距離、時間、費用ではない。

そもそもお葬式に間に合うのか

→確認したら間に合いそうだった。

飛行機の予約が取れるのか

→1,2席空きがあるようだった。

喪服を持っていない

→近くに店がある。買ってもぎりぎり間に合いそう。

仕事を休まないといけない

→緊急の仕事があるわけではないし、忌引き休暇制度はある。

と、ひとつひとつ潰しこんでいくとなんとか帰れそうだということがわかってきました。

ここまで来ると、やっぱり帰ったほうがいい、という想いが強くなり帰ることにしました。

帰省とお通夜

大急ぎで飛行機の予約をして、近くの服屋で喪服を購入し、帰省しました。

細かく準備する時間はなく、本当にぎりぎりだったので最低限の持ち物(喪服、お金)だけを持って帰省しました。足りないものは実家だしなんとかなるだろうという思いでした。

しかし、距離の関係もあり、お通夜には間に合わず(夜通しやるのではなく、数時間くらいで終わらせるタイプのものだったみたい?)、翌日行われるお葬式から参加することになりました。

お葬式当日

お葬式の前に祖母を見ることができました。

色々な想いが交錯しましたが、帰ってきたやっぱり良かったと思えました。

そしてお葬式が執り行われます。

あまりお葬式の形態に詳しくないのですが、家族葬というもので、本当に近い身内しか来ない小さな規模のものでした。

お葬式前はそうでもなかったのですが、お葬式中から涙が溢れ堪えることができませんでした。お葬式中に生前の祖母の思い出がたくさんよみがえってきて、私の名前を呼ぶ声が思い出され、涙を堪えることができませんでした。

お葬式が終わったら私は火葬まで立ち会い、その後飛行機で帰りました。

行けるなら行った方がいい

私の体験からすると、行けるなら絶対行った方が良いです。私は無理してでも帰ってよかったなと思っています。

うまく言葉には表せませんが、血の繋がった親族との最期の時です。例えそんなに親しくなかったとしても祖母(祖父)がいたから今の自分がいますし、お葬式では他の親族の方もいらっしゃるので生前の話なども聞けたりします。

私も、両親が結婚する前の話とかを知ることができ、その上で自分がいるんだなとしみじみと感じることができました。

もし、私と同じように帰るべきかどうかと悩んでいる人の参考になる話となれば幸いです。