ランサムウェア被害から見る業務のPC依存度と学ぶ対応策

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ここ数日ニュースになっていますが、国内の企業でもランサムウェアによる被害が流行しています。

今回の件から感じた、仕事のPC依存度の高さと対応策を自分にいいきかせる意味も込めて記事を書きたいと思います。

ランサムウェアとは?

正確ではないかもしれないので、ちゃんとした意味は各自でお調べ下さい。私がおおざっぱに理解しているものは、

「ぐっへっへっへ、お前の大事なPCのシステムをロックしてやったぜ。ロックを解除して欲しくば○日までにここに指定金額支払うんだな。ぐへへ」

要は身代金ですね。実際に振り込んで本当に解除できるのかは謎ですが。

色々なウィルスの種類がありますが、目的が直球的で素直な感じがします。相当悪質なことに変わりはないですが。

PCロックの影響は?

PCロックの影響は絶大です。ありとあらゆる基幹システムが使えなくなると業務に与える支障は絶大です。

下記は私の想像ですが、おそらくこうなるかと思います。

生産工場であれば、在庫管理や生産管理ができなくなり、工場は大混乱となります。営業系であれば顧客データ等大事なデータにアクセスできなくなります。設計であれば、図面を書けないことはもちろん、これまで書いてきた図面にアクセスできなくなります。事務系なら何も作業できません。研究系なら実験データが(略)。これらのデータはバックアップなければロックされないとアクセスできない、つまり消失したようなものです。

とてつもなく恐ろしいですね。

私の友人に、PCが使えなくなり業務ができなくなり、関係各所へ謝りに周っている方もいました。

PCは仕事をする上で無くてはならないものになっている

PCというか、コンピュータ全般ですね。

コンピュータの発展のおかげでありとあらゆる業務が高効率化されました。実際に使ってみるとその便利さは実感できます。

しかし、業務の効率が高まりすぎる反面、それに人間側がついていけなくなっているようにも感じます。

メールボックスにある未開封の3桁のメール。ありとあらゆるメールがCCで周ってきて、それらと資料に目を通すだけで過ぎる一日。とても極端な例ですが、人間にかかる負担はおおきくなっていると感じています。

業務高効率化に伴う、納期短縮、業務量増加、減らない残業……

いかがなものなんでしょうね。

対応策

もはや考えられる対策は基本ですが、以下になると思います。

システムやウィルス対策ソフトは最新状態

安易に怪しいメールのURLや添付ファイルを開かない

怪しいサイトにアクセスしない

バックアップを取る

さいごに

今回の件で、私はPCのOSのアップデートを真っ先に確認しました。

たまにアップデートで変なことになることもありうるので、自動アップデートを切っていたのですが、今後はきちんとアップデートしていこうと思います。