高校や大学の卒業を機に一人暮らしをスタートする方は多いかとおもいます。かくいう私も、高校を卒業してから、実家から離れ、大学へ通うために一人暮らしを始めました。
一人暮らしってどんな感じなんだろう?と色々な想いと夢を抱きながら、いざスタートしたところ、私は大失敗をしてしまいました。まさかの一人暮らし一日目にあんな辛い思いをするとは。そんな失敗について、今回書こうと思います。
私と同じ失敗をする人がいませんように。
一人暮らしのために色々準備をした
見事大学に合格してから、とても晴れやかな気分でした。
私の両親は大学に通っていなかったし、私はきょうだいの中で年長者だったので、家族の中で誰も何もわからない、という状態での準備スタートとなりました。
大学に入学するにあたって、色々な資料が届きました。その中に大学生協のカタログが入っており、一人暮らしに必要なもろもろを購入できるようなシステムになっていました。はじめ、親がそれを見ながら必要そうなものにチェックを入れて、買ってくれそうな感じになっていました。
しかし、当時お小遣い等貰っていなかった高校生の私は、その合計金額を見て驚愕しました。た、高すぎる……!!
さすがに申し訳なくなったのと、若干ぼったくりすぎないか、という感じもして、ある程度の軍資金だけ貰って、現地で自分で調達することにしました。
引越し当日
完全に田舎ものだった自分は、受験しに大学までいく道中で、電車の乗り方がまったくわからず、改札で足止めをくらうほどでした。そんな私も、受験のときと家を探すときの合計2回、来た地なので、さすがにするっと来ることができました。
当日、色々下宿先の近所を見てみたい、ということで同じ大学に入学した友人と一緒に周りを見て回りました。
このときの荷物はスーツケース一つでした。
その後、下宿先の管理人さんから鍵を受け取り、家に入りました。移動時間等もそれなりにあったため、この頃には夕方くらいでした。
部屋の様子、そして気付いたこと
部屋に入ると、そこはすっからかんの空間でした。
まず気付いたことが、「電気がない」です。部屋を照らす照明がありませんでした。かろうじてトイレに照明が残っていたので、その明かりを頼りにするしかありませんでした。
そして、3月末ということで、地味にまだ寒いです。ああ、そうだ、もう寝てしまおう……あれ?
……布団がない!!!!!
必要なものは現地調達する、というのが仇となりました。援軍物資は全く用意されていません。
買いに行けばいいじゃないか?というのもありますが、ほぼ初めて降り立った土地、どこに何があるのかわからない。自転車もないから移動手段もほぼ無し。当時はスマホなんてものはなかったので、検索手段もない。
完全終了。
スーツケースに入れて持ってきた洋服を体に纏いながら夜を過ごしました。凍え死ぬかと思いました。
翌日、照明と布団を必死に探して買いました。
さいごに
ということで、3,4月は思ったよりも寒いです。うっかりしがちですが、引越し初日に手持ちでは持っていけないので、布団は本当にどうにかしないといけません。
現地で買うなり、宅配便で到着日指定したりが必須です。
新しい土地ではどこにどんなお店があるかはわからないので、現地調達するなら事前に調べておくことも重要です。
私のような失敗をしない方が一人でも減ればと思います。