アイドルから学ぶ成功の秘訣!考えればいろいろ出てくるぞ

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誰しもなんらかの目標に向かっており、そして成功したいと思っているはずです。私ももちろんそうです。私は成功するのには成功するだけの必然性があると思っています。

そこで、今回は成功をおさめたアイドルを見てみることで、何か見えないだろうか、ということを考察してみたいと思います。

現在大成功をおさめたアイドルと言えば?

今現在、「有名なアイドルは?」と聞かれてどのグループを思い浮かべるでしょうか?いろいろあるかと思いますが、女性グループで言えばA○Bやも○クロあたりではないでしょうか?

彼女たちは、日本でそのグループ名を聞いたことがない人がいないのではないか?というくらい有名なり、いわば成功した、と見れます。そこで彼女たちが他のアイドルと比べてどうなのか、について考えてみたいと思います。

ちなみに、私はA○Bの方は詳しくないので、主にも○クロを見て、という視点で書いていきます。

成功の秘訣(きれいごと編)

やや言葉に含みを持たせた見出しとしましたが、まずはぱっと見で言えることを書いてみます。

圧倒的パフォーマンス力

一度見れば吸い込まれるくらい、パフォーマンス力がずば抜けています。他のアイドルと比べると「やっぱり全然違うな」と感じさせられます。一応書いておきますが、私は特別も○クロのファンではありませんので、感想を書く上でひいきとかはしていないつもりです。

アイドルである以上、人を惹きつける能力は必要です。それをずば抜けたパフォーマンス力によって成しえています。

ちなみに、人を惹きつける上でパフォーマンス力は必ずしも必要ではありません。歌もダンスもトークも微妙だけど、なぜか愛される人とかいますからね。しかし、明確に「すごいから惹きつけられる!」と感じさせるパフォーマンスができる、というのは強みとなります。

じゃあ、圧倒的パフォーマンスがあれば成功するんだな!となりそうですが、現実そうではないのが辛いところです。これについては後で触れます。

継続すること

とても大事なことです。動画サイトで探してみると見つかりますが、彼女たちも初めは路上ライブをやっており、観客が数えるほどしかいない、という状態だったのです。そんな状態からひたすらに活動やレッスンを続け、成果を出したものと思います。継続は力なり、ですね。

とはいえ、2008年に結成して2010年にメジャーデビュー、2011年にはさいたまスーパーアリーナで公演をし、2014年には国立競技場でライブ。なんとなく世間で話題になりはじめたのが2011、2012年くらいからじゃなかったかなと記憶しています。そう考えても3,4年くらいで成功していると見るとすごいですね。3,4年続けても1000人規模のライブができないアイドルとかもいますからね。

相当に強い想いと信念と実行力の賜物だったように見えます。

さて、ここまで書いてみると、要は

  • 並外れた能力
  • 並外れた想いの強さ

が必要なんだな……で終わってしまいそうです。

果たしてそうなのでしょうか?

私は中学生の頃通っていた塾の先生が言った言葉がすごく頭に残っています。

「なぜ歴史上の人物は歴史に名を残したと思う?」

「それは、運がよかったから」

字面だけみるととても薄っぺらいですが、この「運」にはとても深い意味を持たせています。当時の時代背景や、たまたま自分がそれをやれる地位にいた、などなど、複雑にいろんな要因が絡んでいます。

例えば、豊臣秀吉は戦国時代に日本を統一したことで有名ですが、もし別の時代に生まれていたら名を残していたでしょうか?もし織田家ではなく徳川家に仕えていたら?そういうもろもろの条件をひっくるめて「運」と称しています。

これについて「なるほどな」と思う反面、この記事の冒頭でも書いたようにある程度成るべくして成った、という側面もあるように思えます。

上で挙げたこと以外の要因を考えてみます。

成功の要因(環境)

先ほど、秀吉が別の時代だったら?徳川家に仕えていたら?と書きましたが、今回のも○クロの成功にも、これに通ずるものがあります。

後ろ盾が強い

これはかなり大きいです。A○Bの後ろ盾と聞いて、おそらくぱっと思いつき「まあ、強いね」と感じるのではないかと思います。実はも○クロも相当強いです。所属事務所は芸能界にちょっと詳しいと名前を聞かないことはない、というくらい大きなところです。

残念ながらこの影響はとても大きいです。めちゃくちゃいいグループなのに、なぜか伸びない、とうのは運営側に力がなかったりする、というのも考えられます。

実際、私が追っかけていたアイドルの話ですが、とあるメンバーがはじめ所属していたグループではマイナーなアイドルという域をでなかったですが、事務所を移籍し、別のグループとしてアイドル活動を開始した結果、一気に頭角を現した、ということもありました。

なにもアイドルに限った話だけでなく、社会にでるとこういうことはいくらでも感じます。普通に交渉をしていたらどうしてもまとまりそうになかった会議も、偉い人を加えて鶴の一声を発してもらうだけであっさり終わってしまう、なんてことは本当によくあります。

も○クロが有名になり出したのも、いろんな芸能人が「好きなんだよね」と言ってくれたことが大きかったと思います。この段階で「芸能人に知ってもらって、そう言ってもらえる」必要があるので、後ろ盾の力は絶大です。

今ほど競争が激しくなかった=時代の先駆者だった

最近は少し落ち着いた感じがしますが、数年前あたりは「アイドル戦国時代」と呼ばれる程アイドル間の競争が激しかったです。

このきっかけになったのが、さきほどのA○Bとも○クロではないかと考えています。つまり、これらのグループが台頭する段階では、競争相手が少なかったと言えます。

なかなか難しいですが、何かで成功した人は、大体先駆者だったりします。そしていろんな人がそれを真似て同じように成功を試みようとします。そうすると競争が激しくなり、格差が生まれてきます。

潜在的に存在するニーズ(=シーズ)を掘り起こせた、ということが成功につながっているのだと思います。

既存のパイ以外からも新規ファンを獲得した

どう書いていいのかわからなかったので、とりあえずこうします。

これは先ほどのシーズを掘り起こした、というものと似ています。

現状のアイドルのファンというものは、いわゆるアイドルヲタクであり、アイドルがファンを獲得しようとしているのは、そのアイドルヲタクをどれだけ引き込むか、というファンの取り合いを行っているという見方ができます。そして、このアイドルヲタクの数は多くないです。実際、複数のアイドル現場に行ってみるとわかりますが、あの現場で見た人がこっちにもいるな……というのが普通に起こります。アイドルヲタクの母数はそんなに多くないんだなと感じさせられます。

これがそれなりに成功しているアイドルでも、さいたまスーパーアリーナクラス(それでもすごいですが)で留まってしまう要因だと考えています。

これに対して、A○Bやも○クロは全国民に対してアピールし、ファンを獲得できています。他のアイドルは見ないけど、も○クロのライブだけは行くよ!みたいな人も相当数います。アイドルヲタクだけでなく、それ以外の層も取り込んだ、という形になります。

これはいろんな分野でも通用する考え方です。例えば、私は今まさにブログを書いていますが、日本語で記事を書いている以上、日本人(+日本ができる外国人)しか読まないので、最大でも1億人に読まれることになります。大雑把に1億PVですね。すごいですね。

しかし、これ以上のものを求めようとすると別の視点が必要になります。対象としているターゲットに限りがありますからね。そのため、「じゃあ、英語でも記事を書いてみよう!」といった感じでどんどん広げていくことで可能性が広がっていきます。実際、英語でブログ記事を書くとどうなるんでしょうね?

成功の秘訣まとめ

書きたいことは書けたので、無理やりにでもまとめます。結局成功するためにはどういう要因があるの?という部分です。

これまで書いた内容をまとめると、

  • その分野でずば抜けた力を発揮する
  • 強い信念で継続し、成長させる
  • 力の強い味方を見つける
  • 時代の先駆者になる
  • シーズを掘り起こす
  • 既存のパイの獲得にとらわれない

となります。

書いてて思いますが、めちゃくちゃ大変ですね。成功する人はやっぱりすごいです。