先日、デスクトップPC音周りをBluetoothトランスミッター&Bluetoothスピーカーを使って無線化しました。
その環境で数日間運用していたある日の出来事でした。
目次
きっかけ
「夜も遅いし、ヘッドホンでPCの音聴くか」
「……あーこの間のスピーカー無線化でヘッドホンのケーブル外してたんだっけか。よいしょっと、ケーブル接続してっと」
……
あれ?
このとき違和感を感じました。
違和感の正体はすぐわかりました。スピーカーをわざわざ無線化したのに、ヘッドホンでPC音を聞こうとしたときに有線で聞こうとしていたのです。
なんだこれ?
そう思った私はこう思いました。
「折角PCでBluetooth環境作ったんだからヘッドホンもBluetooth接続して無線化するべきだろう!!!」
思い立ったら即日、すぐにAmazonでBluetoothヘッドホンを漁りました。
Bluedio U (UFO) High-end Bluetooth ヘッドホン 8ドライバー 3Dステレオサウンドを購入
タイトルの通りです。購入したヘッドホンはこちらです。
現時点で「新発売」と書いてありますが、Amazon取り扱い開始日は1年前……どういうことやねん!と購入時、一人でつっこみいれていました。
選定理由
選定理由はBluetooth接続できること、あとは見た目と価格です!個人的な経験上ですが、この手のオーディオ関係は1万越えていれば問題ない、あとは趣味の範囲、という印象です。ですので、今回このUFOというものを購入しました。
本当は同じシリーズの色違いで紫色のものが欲しかったのですが、値段が倍以上となっていました。なぜかこのゴールドだけ異様に安かったので、「まあ、安いしこっちでいいか」という軽いノリで選びました。
さっそく到着しました&開封
夜に注文して翌日の午前中に届くという早さにびっくりしました。私はAmazonプライム会員ですので、お急ぎ便が無料で使えるんですが、いくらお急ぎ便とはいえ早すぎます。Amazonの物流恐るべし……
さて、内容物ですが、
- ヘッドホン本体
- 説明書
- ステレオミニプラグケーブル
- 充電用USBケーブル
- ヘッドホン収納ケース
となっており、いたって普通のヘッドホンです。
上の写真の通り折りたたみができるのですが、思ったよりコンパクトになるようでびっくりしました。ケーブル類がケースに無理なく入れられるのはいい点ですね。ちなみに、Bluetoothで無線接続できますが、有線接続も可能です。
Bluetoothペアリング
Bluetoothスピーカーを導入したときも思いましたが、ペアリングは本当に簡単です。上の写真の真ん中の丸いところが電源になっているのですが、これを押すと勝手にペアリングモードになるので、ペアリングしたい側の機器をペアリングモードにすることで勝手にペアリングしてくれます。無線ってややこしいイメージがあるんですが、本当に楽ですね!
ちなみにPC側は以前のBluetoothスピーカーを導入したときにBluetoothを飛ばす環境はできていたのでこの辺りは苦労することはありませんでした。
早速音を聞いてみる
ペアリングが完了したので早速PCの音を聞いてみました。
すると、
……ノイズひどくない?
結構気になるレベルでノイズが乗っていたのです。あまりにもひどくて「うーん、このヘッドホンだめなのかな?」と思ったくらいでした。スピーカー側はそんなに目立つほどではないのでヘッドホンを疑い始めました。
とはいえ、折角買ったのにこれだと納得いかないので原因を探ります。そもそもPCはノイズの塊なのでその辺りが原因ということも考えられます。
実験その1 Bluetoothスピーカーを切ってみる
ヘッドホンで聞いてみたとき、スピーカー側も電源ONにしていたので、出力が2つある状態です。ひょっとしてこれのせいで何か干渉が起きているのでは?そう思ってスピーカーの電源を切ってみました。
結果、変化なし。
実験その2 有線接続してみる
無線だからノイズが乗るかどうかという実験です。
PC→オーディオインターフェース→Bluetoothトランスミッター→ヘッドホン
という無線環境から
PC→オーディオインターフェース→ヘッドホン
と、オーディオインターフェースから直接ヘッドホンに有線で繋いでみます。
結果、変化なし。
実験その3 音源を変えてみる
音を発しているPCがそもそもノイズ乗りまくっているという可能性は大いにあります。というかそのためにオーディオインターフェースつけているんだけどな……という悲しい気分になってしまいますが、音源を変えてみます。具体的には、3DSに有線接続してみます。
こんな感じです。なぜ3DSかというと、そのとき手が届く範囲ですぐ確かめられそうなものだったのがこれだったからです。
結果、めちゃくちゃ綺麗!!
これで原因がPCの音出力能力ということが判明しました。なんのためにオーディオインターフェース挿しているのか、と悲しい気分になってきました。
ノイズフィルター導入!
原因がわかればあとはそれに対する対策を施すのみです。幸い、手持ちにノイズフィルターを持っていたのでこれを間に挟みます。
PC→オーディオインターフェース→ノイズフィルター→Bluetoothトランスミッター→ヘッドホン
という接続です。
ちなみに、このノイズフィルターはRCA接続でできるものです。数年前、何かのノイズに悩まされていたときに買ったものが家の中に転がっていました。
結果、改善あり。
正直細かいところを言えば、ややホワイトノイズ的なものがものすごく少しだけ残っている感じはあります。しかし、もとの音に比べれば聞こえないといっても差し支えないくらい小さいものですし、音楽を流していれば気になることはありません。無音のときに「サー」っととてもとても小さい音が流れる程度です。改善の度合いで言えばかなり大きいので、これで大満足です!
さいごに
色々ありましたが、なんとかBluetoothヘッドホンを導入することができました。
ヘッドホン自体は見た目高級感ありますし、欠け心地は悪くないです。何より線に悩まされないので、取り回しの心配をする必要がないのが大きいです。ヘッドホンをかけたまま、飲み物を取りに台所にいったり、と席を立つとその革命っぷりに感動してしまいます。