最近ではスマホでもボイスレコーダーがついていますが、バッテリーとかデータ容量などが心配になってきますよね。ポケットとかに入れていると誤操作しそうですし、できれば専用品を使いたいものです。
そこで、一風変わったペン型のボイスレコーダーを買ってみたのでレビューしたいと思います。
ボイスレコーダー購入の経緯
購入理由
カラオケで自分の歌を録音して客観的に聞きたいな、と思いました。話し声とかもそうですが、録音した自分の声を聞くと「誰これ!?」ってなりますよね。それと同じで自分の歌も第三者目線で見ると自分が思っていたよりも下手だったりします。そういう練習的な意味で欲しいと思いました。
要求仕様
だいぶ試験的な用途なのでだいぶ適当ですが、
- 安価であること
- それなりに容量があること
- 持ち運びしやすい小型であること
- 余計な機能がないできるだけシンプルなこと(録音できればそれでよい)
です。
そこまで上等なものを欲しいとは思ってなかったので、最悪無くなっても困らないくらいのものを探していました。
そんな中、探していると安価でペン型のボイスレコーダーを見つけましたので、面白いかもと思い購入してみました。2000円いかないくらいで買えました。
ペン型ボイスレコーダーについて
外観
記事の冒頭写真をつけていますが、ぱっと見は普通のペンにしか見えません。
ただし、こんな風にペンの上下で分離でき、ペンの上側部分がUSBに挿せるような形状になっています。ここで充電したり、データのやりとりをしたりします。
ペン先はこんな感じで、ペン先を回せば芯が出たり収納できたりする仕組みになっています。普通に書けるのでボールペンとして問題なく使えます。
簡単な使い方
なかなかピントを合わせられなくて見難いですが、赤で印をつけた部分がスイッチになっています。これをスライドさせて、録音のON/OFFを切り替えます。
ちなみに、普通に指で操作はできないくらい小さいです。ON/OFF切り替えは分離させた片割れのペン先を使うことで一応操作できました。こんなやり方で合っているのかわかりませんが、きっと製造元もそういう意図だと思います。
スイッチをONにすると、何度がライトが点滅します。その後点灯状態になり、この状態になると録音がされることになります。
あとは、ペン先と合体させて普通のペンのようにしていればOKです。いえ、別にペン形状に戻す必要もありませんが笑。
データのやりとり
先ほどのUSB接続部分をPCのUSBポートに挿すだけです。初回だけうまく認識されなかったので、しばらく挿した状態にしてある程度充電し(ていると思っている)、何度か抜き挿ししていると認識するようになりました。
あとは、最初に何か実行データが入っていたので、それを実行させました。それが何のファイルなのかわかりませんが、一応ウィルスチェックで問題無かったので実行しておきました。すると、ダイアログで現在の時間が表示され、特に何もおきませんでした。時間情報を内部に持っているので、その初期化みたいな感じなのだと解釈しました。
あとは、実際録音してみると、WAVファイルとして保存されていたので、それをPCに移せばOKでした。その後、再生してみて問題なく再生されました。
音質は普通
何をもって普通と言えばいいのかわかりませんが、「普通に使えるな」くらいの印象です。思っていたよりはクリアに聞こえるな、くらいの印象ですが、とびっきりいいとも感じませんでした。本当に「普通に使えるな」という感じです。
さいごに
なんかこういう本来の用途用からカモフラージュされたものってどうしても悪用できちゃうんじゃないか、というマイナスのイメージが付きまといます。悪用は絶対NGです。
ふと思いつきました。ブログで書くネタとかがぱっと浮かんだときにこれに録音させて……と思いましたが、スマホのメモ帳で十分ですね。スイッチ押すの面倒ですし。当面、自分の歌を録音するくらいしか私は使い道がなさそうです。