住んでいると、色々なご近所トラブルに巻き込まれることがあると思います。
その中でも、ペットの問題は良くあるのではないでしょうか。
最近では、ペットを飼うのが当たり前の時代となり、迷惑だと思っていても、なかなか解決できないことが多いと思います。
多くの問題の中で、一番のトラブルは、マーキングです。特に、猫の場合は放し飼いをしている飼い主が多いので住んでいるに庭に、おしっこをしてしまうケースがあります。
夏場は特に匂いがしますので、暑いのに窓を開けられないこともあります。
今回は、猫のマーキング対策について紹介したいと思います。
解決方法について
この解決方法として、猫の気持ちになることがとても大切です。
ほとんどの方は、猫を庭に入れないように、道をふさいだり猫が歩きづらいように、先の尖がったものを敷く方が多いですが余り効果はありません。効果があったとしても、始めだけです。
適応能力が高い動物なので学習すれば、同じことを繰り返します。
では、なぜしつこくそこに来るのでしょうか。
それは、その庭が自分の領域だと思っているのです。自分の縄張りには必ずマーキングをします。一度、自分の縄張りと思った猫は、あきらめません。
追い払おうとすれば、仕返しのようにあらゆる庭全体にマーキングをする筈です。
猫にしてみれば、ここは自分の縄張りだと主張しなければならないのでマーキングはエスカレートしてしまいます。
では、どうやって猫にマーキングをさせないようにするのでしょうか。
庭に小さいお皿を置き、水を入れてあげましょう。方法はこれだけです。とても簡単でしょう。
驚くかも知れませんが、猫の気持ちを考えてみてください。飲み水がある所にマーキングをしたくは無いはずです。
時に自分の毛づくろいをするような清潔を求める動物ですから、飲み水がある所にマーキングはしないはずです。もし、マーキングをすれば、猫自身が病気になってしまう事は本能で分かっているのです。
大切なのは、追い出すことではなく、思いやりの心なのです。
注意点
マーキングしたからといって、猫を絶対いじめることはいけません。もし、いじめる事があれば、さらに猫の行動はエスカレートするはずです。
また、猫に限らず、危害を与えられた相手は覚えています。顔だけではなく、匂いもしっかり記憶に残っています。動物だからと侮ってはいけません。人間が思っている以上に賢い動物なのです。
ですから、動物に対する理不尽な行動は止めましょう。
逆に考えれば、賢いのですから、人間の気持ちもよくわかるという事です。優しく扱えば、ちゃんと礼儀ある行動で返してくれる筈なのです。
また、時にその恩も覚えていることもあります。ただ、むやみやたらに餌を与えるのは注意が必要です。
思いやりは、良いのですが、餌は隣人トラブルの火種になりますので、餌を与えるのは、飼い主という事を忘れないようにしましょう。
こんな人におすすめ
猫が苦手な方にも手軽な方法だと思います。
また、困っているのに隣人に注意する勇気が無い方にもおすすめの方法です。